台湾では肉をご飯の上に乗せた料理がいくつもあります。
例えば豚肉の細切れにしたものを煮込んでご飯にかけた魯肉飯(ルーロウファン:Lǔròu fàn)。
鶏肉のササミなどの肉を細かくしてご飯に乗せた後にタレをかけた鷄肉飯(ジーロウファン:Jīròu fàn)。
骨付き豚肉を揚げてタレに付け込んだものをご飯に乗せた排骨飯(パイグウファン:Páigǔ fàn)。
今回紹介させていただくのは、煮込まれた豚足を豪快にご飯の上に乗せた豬腳飯(ズゥージャオファン:Zhū jiǎo fàn)です。
孔子廟近くの人気店 豬腳飯
台南の代表的観光地、孔子廟の近くにそのお店はあります。
孔子廟の紹介はこちら→孔子廟は台南市民の憩いの場
孔子廟の正面入り口の道路を挟んだ向かい側にそのお店はあります。
草に囲まれてわかりにくいですが、たしかに豬腳飯の文字。
豬はブタの意味。
腳は足の意味ですよ。
つまり豚足。
住所:台南市中西區南門路41號
開店時間:11時00分~14時00分 17時00分~20時00分
定休日:月曜日
地元の人も訪れる人気店で、休みの日なんかはさらに観光客も訪れて満席になります。
この日は平日の11時に来ました。
それでも外帶客(持ち帰り客)がひっきりなしに訪れていました。
メニューは厨房の前のテーブルに置いてあります。
中段はブタの足の真ん中の部分の意味です。
脚蹄は文字の通り、蹄(ヒヅメ)の部分ですね。
軟骨飯もあります。
今回は中段(100元)を注文します。
注文しましたら席で待ちましょう。
2-3分でできあがります。
大きめどんぶりに豚足の塊がドーンドーンと二個のっています。
プルプルとした豚足が美味しそう。
他にもタケノコ、揚げ豆腐、高菜(?)が乗っています。
さっそく豚足をかじります。
ぶりんと歯切れのいい感じ。
弾力のある肉でとても味わい深いです。
醤油で煮込まれていますが、台湾的な八角の匂いはあまりしません。
ブタの脂身の味が本当に美味しい。
机の上には広告や新聞紙を使って作られた箱が折りたたまれておかれています。
豚足の邪魔になった骨をこちらに入れてください。
肉も勿論ですが、揚げ豆腐も美味しいです。
揚げられた部分に染み込んだ醤油が美味しいです。
ご飯に会います。
豆腐も柔らかくて美味しい。
大きな豚足が二個も乗っているので、
かなりのがっつり飯です。
台湾人のハートをつかんで離さないプルプルのコラーゲン豚足ご飯。
是非食べに来てみてください。