台南の街には、赤崁樓,林百貨,孔子廟といった観光名所があります。
どこも歩いて5分から10分くらいの距離ですが、歩くとやっぱり熱いです。
暑さに慣れていない日本人なんかは熱射病なんかにもなりかねません。
ちょっと甘いものでも食べて一休みしたいなと思うところ、うってつけのお店を紹介します。
台湾の冷やしぜんざい、緑豆湯で一休み
台湾には、綠豆湯(リュードウタン;Lǜdòutāng)と言うスイーツがあります。
いわゆる台湾のぜんざいです。
文字のごとく緑豆を使用していて(グリーンピースじゃないよ)、
台湾人は「ちょっと一休みしよう、緑豆湯買って来たよー」
と言う感じでみんなで食べる。
そんな親しまれたスイーツです。
湯と書かれていても熱いわけではないですよ。
湯はスープ、汁の意味です。
メニューの読み方、意味の紹介記事→メニューによく使われる漢字の意味
トッピングによっては、ハト麦を入れたり、小豆(紅豆)を入れたりします。
台南で有名なお店は、
ちょうど観光名所の中心近くにあります。
住所:台南市中西區民生路一段61號
営業時間:10時00分~21時00分
定休日:日曜日
店の前には緑色の看板があります。
萊茵坊 蒟蒻綠豆湯
店の名前は萊茵坊(ライインファン:Láiyīn fāng)
それ以上に目立つのが『蒟蒻綠豆湯』と言う文字です。
こちらのお店では緑豆湯に蒟蒻(コンニャク)を入れるんですね。
蒟蒻の発音はジュールオ(Jǔruò)です。
店頭の上にはメニュー表。
看板メニューであろう蒟蒻緑豆湯はたったの30元(100円くらい)。
いくつか他のメニューについても説明します。
薏仁(Yìrén)はハト麦、紅豆は小豆、白木耳(Báimù’ěr)は白キクラゲ、
一番右の蒟蒻檸檬冬瓜茶は別記事で紹介した冬瓜茶に蒟蒻とレモンが入っています。
冬瓜茶の記事→冬瓜茶、暑さを吹き飛ばす熱いお茶
看板メニューの蒟蒻緑豆湯をいただきます。
注文しますと、店員さんが手際よく具を混ぜて作ってくれます。
日本語は話しませんがメニュー指差しでOKです。
こちらが蒟蒻緑豆湯です。
作ってるところを見ていましたが、かなりどっさり緑豆を入れてくれます。
スープの中には蒟蒻もたくさん。
緑豆のぜんざいですが、小豆のぜんざいに非常によくにています。
ひんやりしてスッキリ甘いスープ。
その中に蒟蒻のプルプルした触感。
観光で歩き疲れた身体を癒してくれること間違いないです。
熱帯地方台南の言わばオアシスと言った感じです。
蒟蒻檸檬冬瓜茶も飲んでみました。
太いストローがブッスリ刺さり、蒟蒻がチュルチュル入ってきます。
冬瓜茶にレモンが入ったことで凄いすっきりした味です。
暑い日にはぴったりの味でした。
林百貨から歩いて3分ほどの場所にあります。
熱射病対策に一休み。
台南観光の際は、ぜひ台湾の定番スイーツ緑豆湯を食べてみてください。