赤崁樓(ツーカンロウ)台南の観光と言えばまずはここ!

台南成分多めの台湾ブログです。

古都台南には旧跡といわれる観光地が沢山あります。

台南を紹介するうえで欠かせない観光地、それが

赤崁樓(ツーカンロウ:Chì kàn lóu)

です。

ガイドブックなどによって、セキカンロウや、アカカンロウと記されていることもあります。

赤崁樓

 

赤崁樓は台南の中心

地図を見てもわかる通り、赤崁樓は台南市の中心にあることがわかります。

中心とはいえ、周囲には大きな建物はありません、古いお寺や建物が多く観光には欠かせない場所です。

赤崁樓を建てたのはオランダ人

この場所がどういう場所か簡単に書きます。

台湾が現在の形態になるずっと前のこと、日本統治時代の前、中国(清)時代のさらに前、オランダ統治時代(1624年~1662年)がありました。

正確には島全土の統治に至ってないので、占拠時代と記されることもあります。

1652年オランダ人による厳しい統治が引き金となり暴動が起きました。

この暴動は鎮圧されましたが、暴動の再発を懸念したオランダ人は、当時の商業の中心地、普羅民遮街の近くにこの赤崁樓を建築しました。

赤崁樓が建築された理由は、有事の際の防御壁や水や食料の備蓄のため。暴動に対する要塞です。

当時の呼び名は普羅民遮城(プロヴァンティア城)。漢民族はオランダ人のことを赤毛と呼んでたことから赤毛と呼んでました。

1661年に鄭成功の攻撃を受けて翌年、オランダ人は台湾から追放。中国(当時は清)による最初の台湾統治となりました。しかし鄭成功は1662年に病死。

その後、自然災害や暴動による破壊などもあり一時はほぼ全壊、時代背景に合わせて再建されました。

そのため当時の赤崁樓とは全く異なる形をしていると思われます。現在は国指定の遺跡となっています。

赤崁樓に入場

入園料は50元(約180円)です。

入り口の横のチケット売り場で購入後、入り口の人に見せればOKです。

中は芝が広がっています。

赤崁樓の庭

入ってすぐ右に三人の像が立っていますが、鄭成功とオランダ人の像で鄭成功がオランダ人を屈服させたということを表しているとか。

亀の上の石碑

入り口から見えていた石碑。

近くまで来てみるとカメが背負っているのがわかります。

このカメは龍の化身で、清の時代に起きた反乱を鎮圧した武将の名が石碑に記されているとか。

海神廟と文昌閣

海神廟と文昌閣

入り口から見たときは気が付きませんでしたが、奥に来てみると二棟の建物があります。

海神廟は海の神様の加護を得るために設立されたもの。

文昌閣は学問の普及を目的として設立されたもの。

二つの外観は似ていますが、設立された目的は異なります。

昔の木造建築のため、細い階段があり、二階に登ればキシキシと音が軋む音がします。

海神廟から文昌閣を見る

文昌閣の中にはとても陽気そうな神様がいます。

魁星爺

陽気そうとは書きましたが、顔は鬼のような顔です。顔が怖いからこんなポーズなんでしょうか。

魁星爺は試験などテストにおける神様とされています。

受験シーズンなんかが近づいてくると、受験票のコピーを魁星爺にお供えする人などが現れます。

台南のもう一つの外せない観光スポット孔子廟にも魁星爺はいます。

夜は別の顔

海神廟から庭が見える(夜)

この赤崁樓は夜になると別の顔を見せてくれます。

夜の赤崁樓

なんと、先ほどのカメの石碑がライトアップされ、庭に椅子が並べられて。

コンサート会場になるのです!

音楽に合わせて石碑の色が変わります。

石碑の色が変わる

奏でられる曲はジャズであったり、民謡であったり。

日本の曲が歌われていたこともありました。

赤崁樓周囲に音楽が響き渡り、幻想的な空間が生まれます。

だいたいコンサートの時間は6時から8時くらいまでです。

市民の憩いの場になっているようです。(台南市民は入場料無料)


昼と夜で異なる顔をもつ赤崁樓

是非この幻想的な雰囲気を味わいに来てください。

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