美食の都と言われている台南ですが、
台南で最も代表的な麺料理と言われているのがこちらの
擔仔麺(タンツーメン:Dān zǐ miàn)
です。
担仔麺と記される場合がありますが、担は簡体字だと思われます。
名古屋のご当地ラーメン、”台湾ラーメン”はこの擔仔麺がモデルとして考えられたといわれており、肉そぼろこそ乗っていますが台湾らーめんのように辛くはありません。
擔仔麺の店は台南の中心にある赤崁樓(Chì kàn lóu)の周囲に特に多くあります。
擔仔麺発祥の店:度小月

度小月(赤崁樓の隣)

度小月(夜)
擔仔麺の元祖と言われているのは度小月(ドゥシャオユエ:Dù xiǎo yuè)です。
上の写真は本店ではありませんが、観光地ということもありいつでも賑わっています。
料金の支払いは先払いですが、客が少ないときはすぐに擔仔麺が出てくるので後で払うこともあります。
以前、本店で食べたときは後払いでした。適当ですね~台湾。

擔仔麺
こちらが擔仔麺です。
大きさはお茶碗程度の大きさです。
中太麺に肉そぼろを乗せ、店によって異なりますが、度小月では小エビ、肉団子、パクチーなどが入っています。
黒い煮卵(滷蛋:醤油で煮込んだ卵)はトッピングで追加しました。
スープはニンニクが入っており、あっさりとしていますが、混ぜるとニンニクと肉そぼろがパンチを効いてとても美味しいです。
ペロリといけますね。
もう一つメニューを紹介させていただきます。

擔仔乾麺
こちらは擔仔乾麺です。
乾という字が入ってるだけにスープなしです。

混ぜた擔仔乾麺
写真のように混ぜ麺のようにして食べます。これも美味しい!
擔仔麺と擔仔乾麺、どちらも60元(220円くらい)です。卵追加はプラス10元
営業時間、10:00~22:00
度小月は現在台北にも進出しており、台南に来なくても本場の味を楽しむことはできます。
そちらの地図も下に乗せますね。
永康の小籠包で有名な鼎泰豊の裏側のほうですね。
台湾にお越しの際は是非食べていってください。